合成皮革とは


合成皮革(ごうせいひかく)とは、動物の皮膚やそれを鞣(なめ)した「天然皮革」とは違い、天然の布地をベースにポリ塩化ビニルやポリウレタンなどの合成樹脂を使い、天然皮革に似せたもののことです。

基準が明確なヨーロッパとは違い、日本では天然皮革も合成皮革も「レザー」と表記されることが多く混同されがちですが、一般に「革」や「本革」と表記されるものは天然皮革の製品を指します。

利点


合成皮革の利点は、天然皮革のように希少ではなく、手間もかからず大量生産できること。またそれによって天然皮革よりも大幅に安価で手に入ること、天然皮革よりも汚れや水分に強くメンテナンスしやすいことなどが挙げられます。

欠点


反対に耐久性は天然皮革よりもかなり劣り、たとえうまくメンテナンスしても通常2〜3年で劣化してしまう大きな欠点があります。ご購入をお考えの際は数年で買い替えることを前提として、ご検討されることを勧めます。