ローテーブルの選び方

基本的にソファとセットで使われるテーブル「ローテーブル(センターテーブル)」。その種類は様々で、使う人によってその用途も同じく様々です。このページでは、そんな多種多様なローテーブルの選び方について説明をしています。

ローテーブルの種類

素材

「木」か「ガラス」がローテーブルの最も一般的な素材になります。無垢や集成材などの木材で作られたローテーブルの良さはぬくもりがあり、肌触りも優しいことや、使う木材にもよりますがキズがつきにくいことなどが挙げられます。しかしお手入れが面倒だったり、水分や汚れがシミになったりするので常に気をつけなければいけません。

一方ガラスのローテーブルの良さはまず見た目にスタイリッシュ。また、向こう側が透けているので圧迫感がないことや、お手入れがラクなことなどが挙げられます。しかし欠点は一度キズがついてしまうとそれが目立つこと、重いこと、食器などの硬いものを置く時に音がすること、強化ガラスでなければ強度が弱いことなどが挙げられます。

カタチ

ローテーブルのカタチは長方形か正方形のいわゆる「スクエアタイプ」、円形や楕円形の「ラウンドタイプ」「オーバルタイプ」が最も一般的です。スクエアタイプは見た目の通り使える面積が広いので、書き物やノートパソコンでの作業をしやすいこともポイントです。また、基本的にスクエアフォルムが多いソファとの相性も抜群。ピッタリとフィットします。

ラウンドやオーバルタイプは、スクエアタイプよりも天板の面積が少ないぶん、空間を広く取ることができます。また、角張っていないので、天板の角に足をぶつけてしまうなどの心配がなく、お子さんのいるご家庭にも安心です。見栄えはやわらかいウィメンズライクな空間になります。しかし安定感はスクエアタイプのものよりも劣ります。

サイズ

ローテーブルのサイズは、セットで使用するソファよりも小さいものが一般的です。空間を広く取るためにソファだけでローテーブルは置かない、という選択肢もありますが、使い勝手が良くないだけでなく、空間のバランスが悪くなってしまいますので、なるべく控えたいところです。

高さ

ローテーブルの高さは35〜45cmくらいが最も一般的です。ソファと合わせる場合は、ソファの座面よりもローテーブルの天板がほんの少し(5cmくらい)高いものを選ぶと見た目、使い勝手ともに良いかと思います。これはくつろぐことを目的とした目安で、ソファに座って食事をする場合はそれよりももっと高いもの、反対に床にも座って使用したい場合はそれよりも低いものが良いでしょう。

ローテーブルでなにをする?

食事をする

ローテーブルで食事をする。カフェレストランなどで見られる光景ですが、それならやはりラクな姿勢で食べられ、また、食べこぼしなどもしにくいよう天板の高いもの(45cm以上)が良いでしょう。床に座って食事をする場合はそれよりも低いもの(30-40cmくらい)が良いでしょう。

書き物、パソコン作業をする

ローテーブルは、基本的に書き物やパソコン作業をすることを目的として作られていませんが、それらの作業をされる場合なら食事の時と同様天板の高いものをおススメします。

飾りとして使用する

ローテーブルの立派な役目。それは飾りです。実際に使用しなくても、ソファとのバランスを取り、空間をより味わい深いものにしてくれます。その場合は、先にも述べましたが、ローテーブルの天板がソファの座面よりも5cmほど高いものが見た目、使い勝手ともにベストです。

座卓とローテーブルの違い

座卓

座卓は一般に和室に置かれる座椅子や座布団、フロアチェア、または床に直接座って、そのうえで文字を書くなどの作業や食事をすることを目的としています。

ローテーブル

ローテーブルは一般に洋室に置かれ、ソファやチェアとともに使われる基本的に食事や作業などを目的としては作られていないものを指します。

最後に

ローテーブルはセンターテーブルとも呼ばれ、文字通りお部屋のセンターに置かれることの多いテーブルです。つまりお部屋のフォーカルポイントになる部分、お部屋の印象を決定づけるものになりますので、ご購入の際は何度もシュミレーションをするなどして慎重にお選び下さい。以上カンタンですが、ローテーブルの選び方について説明させていただきました。