積層材(せきそうざい)/LVLとは
積層材(せきそうざい)とは、一般に「単板積層材」のことを指し、一枚板の無垢とは違い、薄い板を何層にも繊維方向に重ね合わせ、過熱や圧縮によって接着した木材のこと。また、この作業は材料の段階で行われます。英語では一般に「LVL」と呼ばれます。
利点
積層材の利点は、無垢材では不可能なほど大きなサイズのものや、カタチの複雑なものを作ることができることです。強度も安定しており、加工時の狂いも少ないです。
欠点
複数の工程を経て木材を加工をしているので、無垢材のような自然本来のぬくもりはあまり見られません。また、接着剤を多用するので、粗悪なものであればシックハウス症候群などの健康障害を患ってしまう可能性はゼロではありません。