ロフトとは、
ロフトとは、「屋根裏部屋」のことで、屋根の下にある小部屋や、建築段階から一階の天井を高くしてその中層部に作られたスペースのことで、物置や居住空間として使われます。狭く隠れ家的な雰囲気が男性を中心に人気を集めています。
面積は下の階の2分の1以下、天井の高さは1.4m以下、固定式の階段やハシゴはつけられないなど建築基準法によって定められています。その基準をオーバーしてしまうと3階建ての物件になっていしまい、税金の額が変わってしまいます。
利点
天井が高いため開放感が生まれること。物置として空間を活用できるのでとても便利です。急な来客時にサッとモノを収納できる手軽さもポイントです。また、建築基準法では居住空間としては勧められていませんが、居住できます(してもいいです)。
欠点
空調設備が効きにくいこと。基本的にあたたかい空気は上に溜まっていくので夏場はそれなりの覚悟が必要です。他にも掃除のしにくいことや、寝室代わりに使用している場合は布団の出し入れもしにくく、また、湿気がこもりやすいのでカビも心配です。さらに頻繁に来客がくる場合は何度もハシゴを昇り降りすることになります。
アティック(グルニエ)との違い
アティック(グルニエ)とは、開放的なロフトとは違い閉鎖的で仕切られた小部屋のような空間のこと。閉ざされた空間のため、ロフトも居住空間としては勧められていませんが、それよりも居住性は劣ります。物件にもよりますが、ロフトよりもより物置に近い空間になります。