レッドオークとは
レッドオークとは、ブナ科の広葉樹のことで、主に北米で採取されます。心材は淡黄褐色、辺材は桃色系の紅褐色、または白色です。
ホワイトオークとの違い
よく比較されるホワイトオークより若干耐久性は劣りますが、加工が容易で、また、オイルやステインなどの塗料も染み込みやすいのが特徴です。また、分布率もホワイトオークを凌ぎます。加えてホワイトオークはウィスキーの樽に使われることが多いですが、このレッドオークの導管は大きく、ホワイトオークのように導管を閉塞させるチロースと呼ばれる組織が発達しておらず、密に塞がれてはいないので酒類の貯蔵には向きません。
家具ではチェストやデスク、キャビネットなど、また、ドアやフローリングなどの建具にも使用され、屋外で使う際には必ず防腐処理が必要になってきます。