チーク材とは
チーク材とは、クマツヅラ科チーク属の落葉高木で、「マホガニー」、「ウォールナット」に並ぶ「世界三大銘木」の一つです。
利点
チークの利点は、古くから列車や船舶の材料に使用されるほど堅く頑丈、また、耐久性、耐水性、耐湿性に優れ、さらに直射日光やシロアリなどの虫害にも強いなど、数多く挙げられます。そのうえチークは比較的加工しやすく、狂いも少ない超オールマイティな木材です。
欠点
高級木材であるチークを使用した家具のお値段は決してお求めやすくはありません。また、貴重ゆえ、伐採禁止になっている地域は少なくありません。市場に出回っているチークの多くは計画植林によるものです。
経年変化
多くの無垢材と同様、チークは時が経つにつれて深い飴色に変化していきます。また、それと同時に油分が滲み出て、まるでオイルで仕上げたように光沢が増していきます。フローリングなどの施行直後には、シミのような斑点が見られますが、半年もすればきれいに消えてしまいます。