すのことは

すのことは、厚さの違う板を重ね合わせて作られたもので、脱衣所や押し入れの中、ベッド底面などに防湿対策として使用されます。素材には、一般に吸湿性の高い桐やヒノキが使われます。

一口に「すのこ」と言っても色々ありますが、家具ではベッドに使われるのが一般的です。すのこを使用したベッドは他のものよりも通気性に優れ、カビにくいことや、それに伴い快適な寝心地を実現できることなどが利点として挙げられます。

反対にすのこを使ったベッドは耐久性にやや難ありです。荷重が一カ所に集中してしまうと板が割れてしまったり、場合によってはそれがケガに繋がります。質の悪いものであれば、寝転んだ時にすのこがきしむ音が聞こえるものもあります。また、すのこの上には分厚い敷き布団かマットレスを敷かないと寝心地はカタいです。