Yo Yo!みなさんは、休みの日は何してるんだよう?(わざとこんな挨拶してます。理由は3秒後にわかります)私は以前お伝えしました通りよく歩くんですが、それ以外はネットでフリースタイルのラップバトルをチェックすることが多いです。

フリースタイルのラップバトルとは、基本1対1で両者がラップのスキルを競い合うもので、2002年にはその世界を描いたエミネム主演の映画「8 Mile」が大ヒットしました。

 

 

ラップ発祥の地とも言われるニューヨークにたまたま住んでいたことがある私は、現地のイカツイ兄ちゃんたちがラップでバトっているのをナマで観て感動。それ以来HIP HOPの有名どころを聴き始めるようになりましたが、母国日本のラップには一切興味がありませんでした。

というよりもむしろ正直ちょっと見下していました。日本語でラップなんて恥ずかしい。そんな気さえありました。でもそれは大きな間違いでした。

まぁ〜彼ら(日本語ラッパーたち)のボキャブラリーの引き出しや、即興の言葉遊び加減ったらないですね。素晴らしい。もう結構長いことチェケラしてますが、その中でもひと際惹かれたのがGOLBY(ゴルビー)さん

面識もなにもないのですが、ここでちょっとだけ紹介させてもらうと、1980年生まれ、顔はリリーフランキーさん似(バトルでもそのことをちょいちょいディスられます←それはそれでリリーさんに失礼だろ)で、とにかくラッパーの最も重要なスキルと言ってもいい「韻」のカタさ(韻の数が多いことを「韻がカタい」と言う)がハンパない。

吐き出す言葉ほぼ全てに韻を踏んでいて、かといってよくいる韻を踏むだけで中身が空っぽのいわゆるネタラッパーではないのです。GOLBYさん自身もバトル中に「オレの韻は努力の賜物」とおっしゃっていますが、まさにその通りだと思います。ものすごい影の努力があったはずです。

でも、いったいどう努力すればあんな上手に韻を踏めるのだろう。耳ざわりがいいというか、聴いてて心地がいい。それくらいズバ抜けた韻のカタいラッパーさんです。最後にGOLBYさんのバトルの中でも最もガツンときたフレーズの一つがこれです。

 

その手のディスなら経験済み 躱して打ち込む正拳突き

 

このラインはヤバいですね。空手をかじっていた自分にはドンピシャでした。ほかにも空手関連で韻を踏んでいるところからするともしかしたら経験者?なのかもしれません。今日はこれからの日本のHIP HOPシーンを支えていくだろうラッパー、GOLBYさんについて勝手ながらご紹介させていただきました。

 

最後まで読んで下さりありがとうございました。

続く。