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ベッド&マットレスの選び方

ベッド&マットレスの選び方

布団派、アウトドア派を除いたほぼ全ての人はベッドの上で生涯の3分の1の時間を過ごします。ベッドの寝心地が悪ければ、いくらたっぷり寝ても疲れは取れず、仕事や勉強の妨げになってしまうでしょう。それほどベッド選びは重要です。

ですが、一口に「ベッド」と言えど、その種類は多く、また、その上に敷くマットレス次第で寝心地は大きく変わってきます。このページでは、そんなベッド選びに失敗しないように、ベッド&マットレスの選び方について説明をしています。

ベッドの種類

サイズ

ベッドのサイズはメーカーによって微妙に異なり、また、身長の高い方用に作られるものもありますが、最も一般的なサイズは以下のとおりです。

SIZE 幅 (mm) 長さ (mm) 対応人数
セミシングル 850 1950 1
シングル 970 1950 1
セミダブル 1220 1950 1
ダブル 1400 1950 2
クイーン 1700 1950 2-3
キング 1940 1950 2-3

カタチ

ベッドのカタチは様々です。4つ脚の「スタンダードタイプ」や、底面に引き出しのついた「収納つきベッド」、高さの低い「フロアベッド」、床板にすのこを使用した「すのこベッド」、特殊なマットレスに水を入れた「ウォーターベッド」、子供部屋にオススメな「二段ベッド」、スペースを有効利用することのできる「ロフトベッド」、マットレスと一体になった「脚付きマットレス」などがあります。

素材

ベッドの素材は木製か鉄製が最も一般的です。ベッドは家具の中でも最も大きな部類に入ります。なので一つ一つのパーツも大きく、一枚板の無垢材のみで作るにはかなりのコストがかかってしまいます。無垢材と集成材を組み合わせたもの、もしくは集成材のみで作られたものが多いです。金属製であれば「アイアン」か「スチール」が最も一般的です。

マットレス

スプリングの種類

ベッドに使用されるマットレスのスプリングは、大きく分けて2種類あります。「ポケットコイルスプリング」と「ボンネルコイルスプリング」です。

ポケットコイルスプリング

ポケットコイルスプリングとは、一つ一つのコイルを専用の袋に入れ、それをマットレスの中に敷き詰めたもので、体圧を点で支えるため人間の体の曲線にフィットしやすく、また、2人以上で眠る時には、相手に寝返りなどの振動が伝わりにくいことも利点に挙げられます。

ですがその反面、使用するコイルの数は後に紹介するボンネルコイルスプリングよりも多い(シングルマットレスでも400〜600個入っています←ボンネルコイルの2〜3倍)ため、コストは高くなります。また、クッション性に優れるゆえに、慣れない方には寝心地は少しやわらか過ぎるかもしれません。

ボンネルコイルスプリング

ボンネルコイルスプリングは、コイルスプリングをマットレスの中にすき間なく敷き詰め、それを鉄線や専用のヒモなどで連結したものです。連結されているので、点と言うよりは体を面で支える感じで、少し固めで安定感のある寝心地を求める方にはオススメです。また、ポケットコイルスプリングよりも使用するコイルの数が少ないので安価で手に入ります。

しかし、その反面、フィット感があまりないことや、2人以上で眠る場合には、相手に寝返りなどの振動を伝えやすいことが欠点です。ボンネルコイルスプリングの中には、さらに固めの寝心地を希望する方向けに「高密度スプリング(ハイカウント)」と呼ばれるものもあります。感覚的にはお布団に近い寝心地になりますので、マットレスに慣れていない方にオススメです。

ラテックス/低反発•高反発ウレタンフォーム

ベッドのマットレスにはスプリングの入っていないものもたくさんあります。素材はおもに天然ゴムを発泡させた「ラテックス」か、低反発や高反発の「ウレタンフォーム」が最も一般的。分厚いものであればそのまま、薄いものであれば敷きパッドとしてコイルスプリングと併用することも可能です。

コイルスプリングとは違って折り畳めるので持ち運びに便利なことや、フィット感があり、沈み込むような優しい寝心地を体感できることなどがスプリングの無いマットレスの利点ですが、その反面、コイルが入っていないので弾力性がなく、寝返りが打ちにくいことや、優れたフィット感ゆえに通気性が悪く、体に面する部分は熱や湿気がこもりやすいです。

選び方

余白

これまでベッドおよびマットレスに関する基本的な情報を記しましたが、いよいよ本題であるベッドの選び方です。とは言っても、ベッド選びの基本は「寝心地の好み」です。なので、一概にどれが良いとは言えません。ポケットコイルスプリングかボンネルコイルスプリングか、高密度スプリングか、それともラテックス、低反発、高反発か、お好みの寝心地をお選び下さい。

しかし、もう一つ同じように重要で、基本的なことがあります。それは「余白」です。いくら快適なマットレスを手に入れても、窮屈なベッドでは快眠は不可能です。快眠を得るために最適なのは、仰向けになった時に肩幅30cm以上の余白があることです。つまり、ベッド中央に仰向けになった場合、両肩のサイドには左右15cm以上の余白がある状態。これは2人以上で寝る場合にも同じです。また、言及するまでもありませんが、これはあくまで最低のラインで、寝相があまりよろしくない方にはそれ以上の余白が必要です。

「ツインベッド」という選択肢

シングルベッド(幅970 mm)を2台繋げると幅は1940 mmになり、ちょうどキングサイズと同じになります。これを「ツインベッド」や「ツイン方式」と呼びます。キングサイズのベッドだとマットレスの移動や修理、ベッドメイキング、お掃除などはたいへん。また、ご夫婦が将来別々のお部屋で寝る事になったとしても、真っ二つに切る、そんなことはできません。なので移動に便利で、寝返りを打った時に相手に迷惑もかかりにくいなど、様々な面で実用性のあるツインベッドという選択肢を選ぶ方は増えてきています。

以上、簡単ですが、ベッド&マットレスの選び方について説明させていただきました。人生の3分の1の時間をぜひ快適にお過ごし下さい。